ディスカス、エンゼルに限らずどんな生き物でも、毎日の管理をおざなりにしてしまっては、健康に飼い続けることはできません。無事に水槽が完成し、ディスカス、エンゼルを泳がせることができたら、次は日常管理に目を向けてください。あなたの大切なディスカス、エンゼルを、いつまでも元気に飼ってあげましょう。


熱帯魚の代名詞エンゼルフィッシュ


改 良 品 種
ダイヤモンドエンゼル
鱗に強い光沢があることから“ダイヤモンド”の名称が付けられた。輝きが美しいため、最近特に人気が上昇している。
ゴールデンマーブルベールテールエンゼル
白、薄いオレンジ、黒の3色の色の組み合わせを錦鯉の色彩に見立てて”コイエンゼル”の別名で呼ばれることもある。
アルビノエンゼル
メタリックホワイトの体色が美しい。以前は完全なアルビノエンゼルはあまり見かけられなかったが、最近では養殖も行なわれるようになっている。
     
原 種
エンゼルフィッシュ
すべての改良エンゼルの原点となったscalare種。養殖個体全盛の現在、野生採集個体が輸入されることはあまりないが、まれに輸入される野生個体は日本の水質にしっかりと合わせてあげる必要がある。
アルタムエンゼル
scalare種とは違って繁殖が難しいaltum種は、そのほとんどが野生採集個体だが、近年になって養殖個体もわずかに出回るようになった。
ドゥメレリィエンゼル
「第3のエンゼル」などとも呼ばれることがある原種で、輸入されてくる数はあまり多くない。いったん日本の水質に慣れれば飼育は容易。

A:ディスカスとエンゼル飼育の日常管理ポイント10
水槽セット直後には、飼育水が汚れていないかどうか「テトラテスト 亜硝酸試験紙」で水質をチェック。
テトラ テスト
亜硝酸試薬NO
2
-
淡水・海水用)

テトラ テスト
試験紙亜硝酸塩NO
2
-
淡水・海水用)
フードを与えるときは同時に水温も必ずチェック。



栄養が偏らないように、ディスカス、エンゼルには何種類かのテトラフードをバランスよく与えましょう。
テトラミン

テトラ ディスカス
フードの与えすぎに注意。容器から直接だと量が加減できないので、必ず指でつまんで量を確かめながら与えてください。1日2〜3回、1回につき2〜3分で全部食べ尽くす量が適量。
魚の入れすぎに注意!!
水替え時の急激な水温変化を避けましょう。
テトラ アクアセイフ



テトラ イージー
バランス

テトラ バイタル
水道水使用時は必ず「テトラ コントラコロライン」でカルキ(塩素)を中和し、「テトラ アクアセイフ」で重金属を無害化、ディスカス、エンゼルの表皮やエラを保護してください。
フィルター掃除は取扱説明書にしたがいましょう。水をきれいにするろ過バクテリアは水道水で直接洗浄すると死ぬので注意。
ディスカス、エンゼルには、「テトラ バイタル」を飼育水に添加すると色揚げ効果と繁殖の促進が期待できます。
水槽セットの段階から「テトラ コントラコロライン」、「テトラ アクアセイフ」に加えて「テトラ イージーバランス」を規定量使用すると、水替えの回数を減らすことができ、しかもコケの発生を抑えた良好な水質を維持することができます。

B:ディスカスやエンゼルと混育可能な魚たち
  ここでは、ディスカスやエンゼルとの混育が可能な魚たちの代表をご紹介します。ただし、あまりに小さな個体の場合はディスカスやエンゼルに食べられてしまうこともありますので組み合わせることはできません。もちろん、これらのほかにも混育が可能な魚たちも多いので、観賞魚店で相談してみてください。
コリドラス
「水槽の掃除屋」として知られるコリドラスはディスカスやエンゼルと組み合わせても問題ない。
シルバーハチェット
水面近くを泳ぐ本種は、ディスカスやエンゼルの生息水深をほとんど泳がないため混育に向く。
タイガープレコ
小型で温和な本種は混育に向くが、プレコのなかには、偏平なディスカスやエンゼルの体表を舐める種もいるので要注意。
レッドノーズ
あまり小さな個体だとディスカスやエンゼルに食べられてしまうこともあるが、成長した大きめの個体なら十分に混育可能。

C:大切な水質チェックも忘れずに
魚にとっての快適な環境の基本はすべて水質にある。
すべての魚にとって、「水質」と「命」は同じといえます。水質が悪化すれば、それがそのまま生命の危機へとつながるからです。テトラの水質テストキット各種を使って、「命の水」をしっかり管理しましょう。

:pH(ペーハー)
水質のpH値は水中に溶けている水素イオン量と水酸イオン量の釣り合いで決まります。魚は生息水域の違いにより好むpHが異なり、pH値が合わないと生理機能障害、産卵機能障害、病気の多発などが起こることがあります。

テトラ テスト 試験紙pH
(4.5-10.0)(淡水・海水用)
:アンモニア(NH3)とアンモニウムイオン(NH4+
魚の排泄物や残ったフードから生成されるアンモニアは、もっとも毒性が高い物質です。総アンモニア量が高い場合、ろ過バクテリアの一種、ニトロソモナスが十分に発生していないことが推測されます。そのため与えるフード量は控えめに、水替え量を多めにして、「バイオコリンH3」を投入します。

テトラ テスト アンモニア試薬
NH
3/NH4
+ (淡水・海水兼用)
:亜硝酸塩(NO2
アンモニアがニトロソモナスにより変換されて生じる亜硝酸塩は、アンモニアに次いで毒性が高く魚に危険です。この亜硝酸塩が多い場合、ろ過バクテリアの一種、ニトロバクターが十分に発生していないことが推測されます。「バイオコリンH3」を投入してろ過バクテリアを繁殖させ、餌の量と水替え量を調節して亜硝酸塩量を下げることが必要です。

テトラ テスト 試験紙亜硝酸塩
NO
2
- (淡水・海水用)
:硝酸塩(NO3
亜硝酸塩がニトロバクターにより変換されて生じる硝酸塩は、毒性の点ではアンモニア、亜硝酸塩に比べてごく弱いものです。しかし蓄積するとやはり有害で、汚らしい藻類の発生も助長します。この硝酸塩量が多い場合、水草の量が少ないか水草の生育が悪い、水替えの回数および量が少ないことが推測されるので、水替え量や回数を増やして対応してください。

テトラ テスト 試験紙硝酸塩
NO
3
- (淡水・海水用)

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