5.グッピーの仔魚の育て方


 冒頭にも記したように、グッピーは卵胎生魚なので、雌親の体内で卵が孵化して仔魚の姿で生まれてきます。しかも、雌は雄からの精子を体内にたくわえ、何回もの受精に使うことができます。

 水温や水質によって若干異なりますが、グッピーの妊娠期間はだいたい4〜6週間です。卵で生まれ稚魚が小さく初期餌料にプランクトンを与えねばならない事から、初心者には育てるのが困難な他の小型熱帯魚たちとは違って、卵胎生魚のグッピーの仔魚は最初から体が大きいので、生まれた直後から「テトラミン ベビー」を食べることができます。

 そのため、グッピーの仔魚は初心者でも簡単に育てることができます。また、繁殖が容易なので系統維持や優良個体の作出も難しくありません。


テトラミン ベビー
 
テトラ ブラインシュリンプエッグス


 このように、グッピーはとても殖えやすい魚なので、たくさんの個体を飼っている水槽ではいつのまにか仔魚が生まれているということがよくあります。そんなときは、すぐに仔魚を小さめのコップなどで水ごとそっとすくって、別の水槽に移して育ててください。というのも、親魚と仔魚をいっしょにしておくと、ほかの親魚に仔魚が食べられてしまうからです。

 ですからグッピーを飼う場合は、突然仔魚が生まれてしまうことを考えて、あらかじめ「テトラ PL17GP」ような小型水槽を、仔魚育成用として別に用意しておくとよいでしょう。

 仔魚には、少しずつ何回も餌を与えたほうがよいので、1〜2分で食べ切る量の餌を1日3〜4回与えます。ただし、飼育水を汚してしまうので餌の与えすぎは禁物です。

 また仔魚水槽の水替えは、水の汚れ具合を見ながら、数日おきに4分の1から3分の1を替えます。このとき水槽に足す水は、必ず水温を合わせ、「テトラ コントラコロライン」と「テトラ アクアセイフ」、また必要に応じて「テトラ バイタル」を規定量入れて、グッピーに適した水質にしてあげましょう。


テトラ コントラコロライン

テトラ アクアセイフ

テトラ バイタル


レッドライアーテール
 

リボングッピー
二股に割れた尾鰭(ライアーテール)が特徴です。さまざまな色彩のものがいます。   各鰭がリボン状に伸張した品種です。さまざまな色彩のものがいますが、作出するのが難しい品種です。


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